それから,強引に愛南にメアド聞くように言われ
とうとう朝が来てしまった。


あ,アド聞くて~…。

愛南は簡単とか言うけどそんなことないし!!
愛南からしたら簡単な事かと思うけど
私からしたら簡単じゃないんだからね!

てか,恋してる人みんなそうだと思う。


……

いつメアド聞こうか戸惑うばかりで時間だけが過ぎていった。


そして,もう放課後に...。


ど,どうしよう…。


「こ,小池ッッ!!」

「ん?」


話しかけてみないと何も始まらないと思い
私は,勇気を振り絞って小池を呼んだ。


心臓バクバク言ってるし!

恥ずかしいよッ...!


「女王どうした~?」

「っっ…私に……」

「ん?」

「私にメアド教えなさいよ」