俊介先輩が笑いながら消毒液を浸したガーゼをほっぺに当ててきた。



『いてて…。』



しみて痛いわ。泣



「ちょい我慢な。」



先輩顔が近い!!



このドキドキに耐えれるかがわかりません…!!



「出来上がり♪」



ほっぺには絆創膏が貼られていた。


そして先輩の顔が離れた。



少し残念かな〜…。



「ならまたメールする。」



先輩がグラウンドに戻って行った。



実は先輩とメル友になったの♪



毎日メールしたいんだけどうざがられるのは嫌だから用事があるときだけ。



神楽からは毎日メールが来るんだけどね…。



迷惑だ。



でもメールを無視したら電話がくる…。