「まっ、頑張れよ。」



私の頭をポンポンと叩いた。



「これが脱水のボタンだから。洗濯が終わったら押して。」



私は神楽の教えにコクリと頷いた。




「今度は美琴の下着を洗う時に教えに来るね〜♪」



そう言い残しスキップしながら去って行った。



『この変態ー!!!』



せっかく見直したりしたのに。



笑顔にドキッとなんてしてないから!



でも何故か神楽の手が触れた頭が熱いのは気のせい?






洗濯機がピーっと鳴ったから私は脱水ボタンを素早く押した。



もう使い方はマスターしたから神楽に教えてもらうことなんてありません〜っだ!!!