『わかった。もういいわ。』



私は自分の部屋に戻った。


ベッドの中に潜り込み泣いた。



あんな奴…どうにでもなればいいわ。
















「お嬢様!!神楽様が…。」


ヘンディーのドアを叩く声で目が覚めた。



時計を見ると午前9時。



昨日は泣き疲れて寝たのね。



……神楽!!



私は自分の部屋を飛び出して神楽の部屋へ行った。



ドアを開けると………



家具以外何もなかった。



本当に行ったのね。


「お嬢様…これを。」




ヘンディーが封筒を渡してした。