「玲菜……。」



玲菜は、今まで一番付き合いが長かった。



「春人、私ね。春人と別れてからも、色んな人と付き合ったけど、春人以上に想える人がいなかったの……。」


玲菜が言った。


何言ってんだコイツは、自分が俺をふったくせに……。



「春人、あたしとまた、やり直さない?」



ふざけんな。

想ってもないことを言って、そいつにあきたらふる。

玲菜はそういう女だ。


お前みたいな女はもうごめんだ。


それに、俺には華ちゃんしか見えない。



だから……


「玲菜……、俺は………」



スコーン――……



「いだっ;」



俺の頭にいちごみるくがヒット!!



振り向くと、華ちゃんがいた。



「は、華ちゃん?」



俺にいちごみるくを投げつけた犯人は華ちゃんだった。



「えぇ、あ、せっ、先輩のヘタレ―――!!」



そんで、最後にとどめを刺された……。