「俺………、華ちゃんが……好きなんだ。」


言ったぞ。


俺はついに言ったぞ―――!!



しょ、正直、自信は……ない。



さっき、『蜂矢先輩のこと何とも想ってない』なんて言われたばっかりだからね……ι



つか、ちゃんと聞こえてる?



さっきから華ちゃん黙ったままなのですが……。



「華ちゃん……?」



俺は沈黙を破った。



「きっきき、嫌いです!!」



そう言って華ちゃんはケガした足を引きずりながら急いで逃げてしまった。



ふ…ふ……ふられた………。



蜂矢春人、17歳。ふられました☆





orz