「おい。春人、ホントに行くつもりなのか?」




久しぶりに登場してきた俺の親友……えっと、和哉が心配そうに俺に聞いてきた。




「行くよ。だって俺は……華ちゃんの玉子だから!」



「春人……漢字間違えてるぞ」




せっかく格好よく決めたつもるだったが、ちょっとミスをしてしまった。




「春ちゃん!会見は明日の4時からだって!」




俺のファンのリーダーっぽい?女子が教室に入ってきて言った。





「ありがと!わかった。4時か……」