「はい♪できたよ」



「ありがとうござい……ます。」



「歩ける?」



「はい…。」



あたしはイスから立ち上がった。



ヨロッ



「おっと、大丈夫?」



転びそうなって、先輩が支えてくれた。



「す、すみません……ι」




大丈夫だって言ったけど結局、先輩はあたしの教室までついてきてくれた。



「ホント、ありがとうございました。」



「どーいたしまして♪」



先輩はニコッと笑った。



「………ごめんね。華ちゃん………。」



「えっ?」



「んんー、なんでもない!バイバイ華ちゃん。」



「はぁ。さようなら」



いつも自分勝手の蜂矢先輩がいつもと感じが違ってなんか、困る………。