「気にしてないの?なにそれ、俺が他の女の子とちゅーしてても華ちゃんは気にしないの?」





「そ、そんなわけないじゃん!」




あたしは春人のこと好きだもん。大好きだもん。春人が他の子とキスしてたら黙ってられるわけないでしょ!?





「バカップル……」





浪川くんがボソッと呟いた。




「「なに!?」」




あたしと春人でハモった。





「と、とにかーく、もうこのことは終わり!!記憶から消しましょ~」





「「消さないから」」




春人と浪川くんハモった。





あぁー、もう!浪川くん!キミは余計なことをしてくれたね!!