……――夢を見た。





真っ暗な世界の中、あたしはひとりぼっち。




話してくれる人も




聞いてくれる人もいない。







前までは、別にひとりでも構わないと思っていた。だけど、今は無性にひとりが寂しいんだ。寂しいくって、悲しくって、涙が止まらない。







ふと、真っ暗な空を見上げると小さな光が見えた。その光は小さく一生懸命光っていていた。光はだんだんと此方に近づいてくる。







あたしは必死にその光を掴もうとする。頑張って手を伸ばすけど、全然届かない。