「俺、保健室に連れていきますね。」 「あぁ、すまないな。たのむ」 俺は高宮さんをおぶんぶした。 かるっ……! ちゃんと、食べてんのか? 高宮さんの身体はびっくりするくらい軽かった。簡単に折れちゃうくらいに細く、ぐにゃぐにゃと柔らかい。 「浪川くん、ごめんね。ありがと」 「あ、うん。」 谷原さんにお礼を言われて俺は慎重に保健室へと向かった。 好きな人に触れるのってすんごいドキドキする。ドキドキしすぎてこっちが倒れてしまいそうだ。