★数日後★





朝、あたしはいつも通りにケータイのアラームで目を覚ました。しかし、いつもより目覚めが悪い。頭がクラクラするし、気持ちが悪い。




朝食もまともに食べられずに、あたしは学校へと向かって歩いた。




「おっはよー、華!」




後ろから元気よく麻耶が挨拶をしてきた。





「おはよぉ……」





「なんだなんだ?テンション低いぞー!!」





「麻耶は朝からテンション高すぎだね……。」




「あははっ、さんきゅー」





別に褒めてないけどね……ι






「つか、華顔色悪くない??具合悪いん?」





「え…、平気だよ?」




麻耶に心配をかけたくないからあたしはまた嘘をついてしまった。