「フラれるのわかってるのに、なんで告白するかなぁ?」






「………きっと、浪川くんは自分の方がイケテるって思ってるんじゃない?ナルシだよあの人は!そして、あたしと付き合うようになったらヤるだけヤって、フって女を泣かせるんだ!なんつぅヒドイ男だ!!」






あたしは拳を強く握って熱く語った。





「華、妄想激しいよ!浪川くんがホントヒドイキャラ設定になっちゃうよ!!」







「まぁ、冗談だけどねぇ☆」






「そ、そうですか……ι」





麻耶は苦笑いをした。





「サッとフって!ケロッとしとくよ!!」





「うん。よく意味がわからんが……ι頑張って」






「うん!頑張るっ」






覚悟しろっ!浪川祥ッ!!この女の敵がぁ!!