「華ー、売店行こー」


「あっ、うん」



お昼になってあたしは麻耶と売店に行くことにした。




あたしと麻耶は、階段を下りていた。


その時―――………



ドンッ



「華っっ!!」



「えっ」



ドスッ



あたしは誰かに押されて、階段から落ちた………。



痛い………。



足首がジンジンする。


「いたた………。」



「華!大丈夫!?」



麻耶は急いで階段を下りて、心配そうに言ってきた。



「あっ……、うん。平気!平気!」



痛い。めちゃくちゃ痛い。



「ホント?」



「うん。」



「誰かに押されたよね?」



「あー、……うん。まぁ、大丈夫だよ!行こっ。」



あたしは無理して笑い、麻耶と売店へと向かった。



たぶん、足首はどんどん悪化していってる………。