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「あれ?夏希ちゃん!?」




ある日の放課後の帰り道のことだった。
道でばったり夏希ちゃんに会った。





春人ん家に行って、初対面でクソババァと言われたことをあたしは思い出してしまった;






「ど、どうも……。」




少し顔を赤くしながら言った。今日はなぜだか大人しい。時々、ツンとする所があたしと似ているかもしれない。






「ちょっと話しませんか?」





そう言ったのは夏希ちゃんだった。夏希ちゃんからそんなことを言うとはあたしは驚いた。





あたし、きっと嫌われているから何を言われるかドキドキしている。





あたしと夏希ちゃんは近くの公園のベンチへと座った。






「「…………。」」





いや……、あたしは特に話すこともないんですけど………ι