「ばれてたみたいだね…ι」




華ちゃんが布団から出てきて言った。





「あははーι」





「あたし、教室戻るね」





華ちゃんは髪を少し整えてベッドから降りた。





「え~、もっと一緒にいようよぉ」





俺は上目遣いで華ちゃんに甘えた。



くらえっ!俺の母性本能をくすぐる攻撃!!




「あたし、いい子だからちゃんと授業にでるの」




ありゃりゃ、効かなかったか……。




「うわぁー…、華ちゃんいつからそんな子になっちゃったのー?」




前はサボりまくってた癖にぃ。





「はいはい。じゃあね」




そう言って華ちゃんは保健室を出ていってしまった。





「………。」






ひとり取り残された俺……。





さぁ、もう一眠りするかぁ!!