「君、高宮華ちゃんでしょ?」



「そうですが」


「やっぱりね♪俺のこと知らないの??」



「知りませんね。」



そ、即答!!



「あれぇ??俺、学校の有名人なのになぁ」


「………あぁ。ただのナルシストですか」



「ひどっ!!
俺は、蜂矢春人。よろしくね♪」



「はぁ。どうも……」


「そうだ!お近づきの印にイチゴミルクあげる☆」



俺は、華ちゃんにイチゴミルクをあげた。



「あ、ありがとーございます………。」



華ちゃんは、少し笑った。



華ちゃんはいちごが好きなのかな?



「華ちゃん、笑った方がもっと可愛いよ♪」


「なんですか、ナンパですか……。」



ふっ。華ちゃんはまったく素直じゃないな……。



今でもね………。




―――――……
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