「はぁ~なっ♪」 ドンッ――…… 「うわっ、麻耶!!」 登校中、麻耶が後ろから飛びついてきた。 朝からテンションが高いことだ……。 「で、どぉ~だったのかな?デートは」 麻耶がニヤニヤしながら聞いてきた。 あたしは、昨日のことを思い出して顔が熱くなってきて、うつむいた。 「あれ~?華さん、顔赤いですよぉ?」