「悠樹先輩・・・付き合ってください。!!!」

はぁ・・・またか・・・

「ごめん。無理。」

俺は愛想無い返事をしてきた道を戻る。

いい加減にして欲しい。

毎日毎日告白ばっかりしてきて・・・ほかにすること無いのかよ。

暇人達・・・

さっきの子が泣いている声がする。

「愛理大丈夫?」

「ヒック・・・うう・・・ヒック・・」

「気にすること無いよ。あんな奴。」

何だよ。あいつ等どっかに隠れてみていやがったのか?

勝手に告白してきて、勝手に泣いて。・・・

勝手すぎるんじゃねーの?

第一俺わアイツとしか付き合う気はねーんだよ・・・

俺はアイツと出合った場所へと向かった。

思いっきりドアを開ける。

ホラね。やっぱり居た。