昔々あるところに名前も無い小さな集落がありました

その集落の長には娘がいました

娘は5歳でしたが植物を操る力という

不思議な力を持っていました

長はそんな自分の娘を誇らしく思い

このことを他の集落の長たちに自慢をしました

他の集落の長たちはその不思議な力を持つ娘を欲しがり

殺し屋だという旅人に

手段は選ばないから殺さずにその娘を連れてきて欲しいと頼みました

殺し屋は、様々な方法考えた後

集落を壊滅させて、娘を連れて行くことにしました

殺し屋は娘を探しながら集落の人間を殺していきましたが

どんなに探しても、娘は見つかりません

仕方なく、火をつけて全て燃やすことにしました

こうして誰も生き残らず集落は壊滅したはずだった

こんな出来事から

10年の月日が経った…