ピンチヒッター

「それにしても勝ってよかった~
やっと実感湧いてきた」
桜庭亮が伸びをしながら言った

「ホントにな。
天国行きが決まって良かったよ」

正太と桜庭亮はホッとしたような表情

「天国って、大げさすぎじゃない?」

「そんなことないよ。な、亮?」

「おう、そうだ。

もしボロ負けしてたらどうなる?
やっぱ俺達弱いんだって思うだろ?

でも今日は完勝だった
去年のベスト4相手にだぞ?

俺と正太がいれば甲子園も夢じゃないって思ってくれるはずだ」

「俺と亮は特別だって思う人もいるだろう。
でも、俺達が人一倍努力すれば変わるはずだ。
だって、甲子園に手が届くかもしれないからな」

「そっか、甲子園に行きたくない人なんていないもんね」

「そういうこと。
今日は久々に緊張したな~」

「俺は亮のおかげでリードしてたから、気楽だったよ」

ホント良いコンビかも、この二人