「ホントは甲子園出場が決まってから言おうと思ってたんだけど、我慢できなかった。
俺にとって、真季の代わりなんていないから。
だからこれからも、そばにいてほしいんだ」

「あたしで・・・・・・いいの?」

「真季がいいんだ」

「・・・・・・ありがと、正太」

正太の抱きしめる力が強くなった

「次は必ず、甲子園に連れて行くからな」

「うん・・・・・・連れてって」


あたしは初めてキスをした