「そこからは悲惨だった。
殴られたことを担任が公表して、推薦が全部なくなった。
俺だけじゃない。
他の野球部員の推薦までもな。
推薦を取り消された奴らから毎日責められたよ。
でも、何も言えなかった。
やっぱ手を出した俺が悪いからな」
「もう・・・・・・いいよ」
「この前までチヤホヤしてた奴らが、
白い眼で俺を見てきた。
友達もいなくなった。
あの頃は、もう何もかもどうでもよくなってた」
「もう、話さなくていいから」
「校長のおかげで卒業はさせてもらった。
監督が熱心に誘ってくれて、
親の薦めでココを受験した。
それで結局、あいつから見たら、
どこでやっても同じって、なってるんだろうな」
「もう十分だよ。
無理して・・・・・・辛い事・・・・・・話さなくてもいいから」
あたしの頭に、桜庭亮の大きな手が乗った
「ありがと。
あの時一滴も涙が出なかった俺の代わりに泣いてくれて」
殴られたことを担任が公表して、推薦が全部なくなった。
俺だけじゃない。
他の野球部員の推薦までもな。
推薦を取り消された奴らから毎日責められたよ。
でも、何も言えなかった。
やっぱ手を出した俺が悪いからな」
「もう・・・・・・いいよ」
「この前までチヤホヤしてた奴らが、
白い眼で俺を見てきた。
友達もいなくなった。
あの頃は、もう何もかもどうでもよくなってた」
「もう、話さなくていいから」
「校長のおかげで卒業はさせてもらった。
監督が熱心に誘ってくれて、
親の薦めでココを受験した。
それで結局、あいつから見たら、
どこでやっても同じって、なってるんだろうな」
「もう十分だよ。
無理して・・・・・・辛い事・・・・・・話さなくてもいいから」
あたしの頭に、桜庭亮の大きな手が乗った
「ありがと。
あの時一滴も涙が出なかった俺の代わりに泣いてくれて」

