にゃあ……なーん。
佐助が弱々しく鳴く。

と、百花がストップをかける。

「翻訳してもらわないと、お話が分からないんですが……」

「そうだな。大意は掴めても、細かいとこがなぁ…」

「ええっ、わかるの!?」

「何となく雰囲気は分かるだろ? まあいいや、ジャスミン頼む」

ジャスミンは百花と俺を面白そうに眺めている。

「やっぱり、間の民は分からないもんなんだ。うんうん、翻訳なら任せといて〜」