あたしはしばらく聖来君の腕の中にいた だいぶ呼吸が楽になり 落ち着きを取り戻していた パニックで全く気付かなかったけど 聖来君の鼓動は 有り得ないくらい速かった 「ありがとう…。もう大丈夫だよ。」 あたしの言葉に反応した 聖来君の顔は不安でいっぱいだった 「本当か!?もう苦しくないか?」 笑顔で頷くと 聖来君もやっと安心したようだった