屋上に着くと 聖来君はあたしをそっと降ろした まだ頭が少しクラクラする ほっぺは熱をもち鈍い痛みがある 口の中もズキズキした 聖来君も痛むのか ほっぺや口元を触っていた 持っていたハンカチで 顔に付いた血をそっと拭いてあげた 「いいよ。汚れるから。」 聖来君は ハンカチを持ったあたしの手を掴んだ