だけど聖来君の目は真剣で

全てを受け止めてくれそうな気がした


「仲の良い男友達でさえ触られるのが怖くて、どうしていいかわからないの。誰かに相談したくても、どうしてもあの事は言えない…。誰にも言えない…。」


あの事は家族にも話していなかった

知ってるのは聖来君と絢さんだけ

ずっと黙っていた聖来君がポツリと言った