キーンコーン カーンコーン 「あ、予鈴だ。」 「何にもなかったならいいけど…。」 歩夢は納得いかないような顔している。 私のことよくみてるんだなあ。 「じゃあまたあとで。明日は早く来いよ。」 「はーい。」 私が返事すると歩夢はニコっと笑った。 飾らない本当の笑顔。 .