俺はゆっくりとドアを


開けた――――‥


カチャ…ッ


パタンッ


『はぁ』

胸がざわめく

俺はこれから行く家を見上げる

小さな光が一つ寂しく照らされていた

真白のお母さん達、いねぇのかな‥

俺はゆっくりと足を運んだ


そして彼女のいる家に足を踏み入れた

これから俺は迷惑な行為をするだろう

後悔?

後悔なんてしない。俺は今、ただ大好きな彼女に告白するだけだから

緊張で震える手でゆっくりと優しくチャイムのボタンを押した…

ピンポーン…

小さく鳴り響く

それもつかの間バンッとドアが一気に開かれた

それにびっくりする

けど、そんなことは一気に吹っ飛んだ

だって、俺の愛してる人が今、目の前に写されたから