時間は過ぎていき放課後
窓の外の景色は曇り空
カタンッ
杏があたしの方に来てはぁ…と溜め息を吐く
「行くの?杏…」
「…………分かんない」
間をあけて唇を動かす杏
「そっか…杏の好きなようにすればいいんだからね」
「まだ一緒に居てくれる?」
「うん、部活もないし。」
"ありがと…"切なそうに笑みを浮かべるとぎゅっと拳を握ったのが分かった
何も喋らないまま時間だけが過ぎていく
あれから一時間
その時、杏が口を開いた
「帰ろ、真白」
「え?けど、創也さんは…」
「もう結構時間経ってるしもういないに決まってるよ。」
"ほら、ね?"そう言ってあたしを呼ぶ


