幼なじみは先生



「‥ヒッ‥ッ」


彼の腕の中でしゃくりあげる


ドロドロと今まで我慢していた涙をいっくんの前で流した


「ごめっ‥いっぐん‥ッ」

絶対あたしの顔は今真っ赤で変な顔してるから顔を上げないようにする


『真白』


ポンッといっくんの手があたしの頭の上に乗っかる

『笑って』


そんなん、むちゃくちゃだよ。いっくん‥


けど―…


顔を上げて涙と鼻水でボロボロのまま精一杯笑った


「ありがと…いっくん‥‥わっ」


いっくんが急に服の袖でゴシゴシとあたしの顔を拭いてきた


「イタッ…いっくん、服…汚れる!」


言い終わると同時にいっくんの腕が離れる


優しく微笑むいっくん