『創也そんな歌うたうなよな!お前、彼女出来たばっかりなのに!』
…………………………………え……………?
その時隣から何かが落ちた音がした
パリーンッッ
その音に我に返る
あたしは直ぐにパッと横に振り向いた
「杏…」
床一面に杏の飲みかけていたコーラでいっぱいになった
『ちょっ…沢田大丈夫か!?』
創也さんが杏の元に行く
『怪我してねぇか?』
その言葉にハッとする杏
「あ、ごめんなさいっ!!あたしは大丈夫なんで!あっちゃぁ〜あたしって本当にダメですよねぇ」
杏はそう言うと欠けたコップのガラスを集め出した
手が震えてるよ…
「痛ッ」
杏の小指から血の雫が流れた
「あっ杏!大丈夫なの? 」
あたしは急いでポーチからバンソーコーと消毒液を取った
「ほら!こっちに見せて!」
「消毒液なんていいよ!バンソーコーだけ頂戴!」
杏はニコニコと笑う
バカ…泣きそうじゃんか…


