Black world sky

 メグの動きが段々遅くなっている。何故だろう…?

 魔王もそれに気付いたのか、メグとの距離を縮めていっている。

 ついに魔王の攻撃が当たった…と思えば、メグはそれを飛び越え、魔王の背後に座り込み、静かに泣き始めた。


「ぐすっ…アレフィー君のバカーーー!!!」


 俺様はそれに驚き固まっていたのだが、魔王は何と攻撃をやめ、メグを励ましに行った。


「どうしたんだい?何かあったらこのオジチャンが話を聞いてあげるけど…」


 一見優しそうに見えるが、今の時代だとこれは犯罪まがいだよな…


「ぐすっ…ひっく…」


 メグは何も言わずに泣き続けている。時たま俺様をチラッと見ていた。

 待て…これはもしや俺様に魔王を殺せと…