Black world sky

 魔王は血を吐きながらこう言った。


「ゲフッ…戦う前からワシを殺そうとするのはやめてくれんか…」

「やめろと言われれば殺りたくなる。」


 それが人の性。

 魔王は俺様の言葉を聞いて、腰から剣なる物を取り出すと、俺様とメグにこう言った。


「もう良い!どこからでもかかってこい!」


 俺様はメグの事をジーッと見た。メグは赤くならずに青くなって目を逸らす。


「メグ…殺れ…」

「この小娘1人だけがワシと戦うのか?」


 魔王も興味深くメグを見た。


「普通なら2人で戦うか、そこの小僧1人だけで戦うとかだったら有り得る話なんだけどな……」

「いや、お前なんかと戦う為に体力消費したくないし。バトルシーンあんまり好きじゃないし。…俺様はどうやら頭を使う事が得意なようだ」

「頭を使う事が得意なんだったら他の作戦も考えてよ!私死んじゃうよ!」


 メグが必死に訴えた。