Black world sky

「これは最近あった出来事なのですが、急に北の方で"ジョブ"魔王が現れまして…」


 お…魔王関連の話がきたな。


「魔王を倒しに行った者は皆行方不明になり、自ら名を上げて魔王を倒す者はいなくなったのです…」


 よっぽど正義感の強いおバカさんか、俺様みたいな極悪人以外は、興味持たなさそうな話だしな。

 第一、俺様が見るからにして、女神と俺様以外の他の奴らは皆、臆病者に見える。メグとかメグとかメグとか…後もう1つ加えるとメグとか。


「そこで現れた救世主が勇者様なのです!」

「あー…何か俺様スッゴく頼りにされてるみたいだ」


 王様は俺様の手を取った。


「お願いします!どうか…どうか魔王を倒しに…」

「お願いされなくても行くつもりだ。ってか、俺様の都合で今すぐ倒しに行ってくるし」

「あ…ありがとうございます!」


 俺様とメグは北に魔王を倒しに行く為に、城を出た。