Black world sky

 城の中を兵士達に案内される。メグは城の内装の豪華さに息を飲んでいた。

 金箔が貼られた彫刻のついた壁に、動物の毛皮と思われる赤いじゅうたん。天井にはシャンデリア。

 …誰が見ても、それは、きらびやかに輝いていた。このアレフィー様の輝きには劣るけどな。




 謁見の間に着くと、そこには黄金の王冠をかぶった王様らしき男がいた。


「何者だ」


 王様は低い声で俺様とメグにそう言った。


「この方は勇…」
「勇者アレフィー様。」


 兵士の言葉を遮った。王様はそれを聞くと、急に玉座から立ち、俺様の前まで来て跪いた。


「まさか"ジョブ"勇者様に会えるだなんて…私"ジョブ"王様は勇者様にお目にかかれて一生の幸福でございます。そこで1つお願いがあるのですが…」

「そのお願いが目当てで来たんだけどな」


 魔王がどうちゃらこうちゃら…といったお願いなのかもしれない。