Black world sky

 メグにマントをかぶせた後、俺様は違う場所で寝ようとする。だが、俺様が離れようとすると、メグは寝言を言い始めた。


「ぐすっ…行かないでよお母さん…私を1人にしないで…」


 …母の夢を見ているようだ。母が死んだだけで泣くなんて子供だな…

 俺様はメグの頭をなでてやった。



 俺様がなでていると、しだいにメグは楽な顔になっていった。

 …だが、急に顔をさっきよりも苦しそうにして、寝言とは思えないような事を叫びだした。


「いやあああぁぁ!アレフィー君それだけは勘弁してえええぇぇ!死ぬうううぅぅ!」


 …今度は俺様の"悪夢"を見ているようだ。

 さっきのはすすり泣き程度だったのだが、これこそ悲痛に泣き叫んでいた。

 俺様はメグをなでていた手を止め、代わりにメグの頭を思いっきりボコッと殴ってやった。


「うっ…」


 メグは苦しそうに顔を歪めると、また元の寝顔に戻り、寝言も言わなくなった。

 …夢の内容は起きた後にタップリ聞いてやるか。2番目の夢の方をな。