Black world sky

 メグはその場にヘナヘナと座り込む。…殺人をやった事のないメグに殺人を押し付けたのは、いけなかったか…

 俺様は自分の手で男を殺さなかった事を少し後悔した…







 辺りが暗くなってきているのに気付くと、俺様はメグにこう言った。


「明日は王様って奴の所に行くから、今日はここで野宿するぞ」

「うん…」


 メグは静かに答えた。




 俺様は焚き火をした後、食料調達の為に近くの池で魚を二匹捕まえてくると、それを串刺しにして焚き火で焼いた。

 …一応焼いた魚にかぶりついてみる。…普通のコックが作った焼き魚の方がウマいな。食べれる物があるだけで幸せなのだが。

 俺様はメグが魚を食べずに、焚き火をボーっと見ている事に気付く。魚をメグに渡してやった。


「お前何で食わないんだよ?いらないんだったら俺様が食べるぞ」

「人殺しをした後に魚なんか食べれる訳無いじゃん…」


 メグはそう言うと、渡した魚を強く地面に叩き付けた。