Black world sky

「…まぁ、取りあえずそのライロンって奴の所まで案内してくれないか?断ったらお前も殺すぞ」

「え…さっき私は殺さないって…」


 メグは不安と驚きを半分まじりにしてそう言った。


「それは終わった話だ。後、メグ。お前は俺様の奴隷になれ。」

「え…そんな…」


 メグはとても嫌そうな顔をした。だが、戸惑っている。こんなおどおどした奴は戦いには使えないが、雑用などで大いに有効利用出来そうだ。

 俺様はまた抜刀しながらメグにこう言った。


「おや?何か文句があるのかい?嫌だったら刀の錆になってくれても良いんだけど…」

「わ…分かった!アレフィー君の奴隷になるよ!」


 やっぱりこういう奴は使いやすいなぁ…