上を見ると、
桜が満開だった。

風が吹くたびに、
フワッと花びらが舞い散る。

この恋を絶対忘れないと誓って
大きく一歩踏み出した。

これからアタシには、
どんな世界が
待っているんだろう。

教室へと向かうその足取りは、
とても軽かった。



-END-