手早く買い物を済ませ部屋に帰り冷蔵庫へしまい普段着に着替え一服する。

社長に会うのは一週間ぶり。

社長は私が一番尊敬しなついてる人。

トントン

「社長がお呼びです」

『分かりました。今行きます』

タバコと携帯をもち社長室に向かう。

社長室は私の部屋の上の階。

ドアの前にたつと中から社長以外の声がする。

不思議に思いながらもノックをする。


トントン


『藍です。』


社長「藍か入りなさい」

ガチャ


私はまだ知らない。このドアを開けた瞬間から人生が変わることを。