準ちゃんのメモを見ながら冷蔵庫をあけた。


やば…食料ないじゃん。

社長と会うのにはまだ時間がある。

買い物に行かなきゃ。



私がこの部屋ん出るときはスーツに眼鏡に腰まである髪を1つに結ぶ。

もし若手のアイドルに会っても関係者と思われるよう場に馴染むように。


部屋をでて広い廊下を歩く。

近くの会議室から若い声がする。


一階に降りると受付穣が私をにらむ。

これは日常。

社長の愛人で
所属の中堅アイドルと食事んしている女が憎いのだろう。


毎回私にひきつりながら「おつかれさまです」と言う。

恨まれようが関係ない。痛くもない。

私には恋愛感情なんて存在しないのだから。