「寒いから、やっぱり帰ろうか」 ママの車椅子を押しながら、ようやくこらえた涙を鼻の奥に押し込めた。 「ママ、大好き!」 頬に頬を押し当てる私にママは嬉しそうに笑った。 「子供みたいよ。実桜」 「子供だもん!」 ママ、大好き!