彼を待ってた。あの日。 彼は現れなかったんだもん。それが現実。 私は・・・差し出されたあの温かいココアからたちあがる湯気を思い出してた。 すごく。 すごく暖かかったんだ。 そう・・・私には、あのドアの向こうで待ってくれてる大切な人がいるから。 そうだよ・・・私には元がいる。 ドアを見つめた私に、佑のお母さんが語りかける。