Spiral Love *桜の下でまた逢おう*


「・・・・・・元と、付き合ってんの・・・?」



「・・・え?」



少しかすれた声を出したミオはびっくりしたような表情をして、



同時に少しだけ戸惑うように視線を揺らしてから、うつむいた。そして・・・



「・・・うん」



とだけ、つぶやいたんだ。



深く果てしない絶望の淵に自分が落ちていくのを感じる。



「そう・・・か・・・」



俺がやっと言葉を出したのを聞いて、



ちょうどチエに一緒に写真を撮ろうと誘われたミオは、少し困ったような顔をしながら、離れていった。





「ヒロ・・・俺そろそろ抜けるわ」



たまらなく、ヒロに言ったのはきっと俺が弱いから。



逃げることで精一杯だったんだ。