愛情がないにしろ限界だった。
そして別れる別れない。
そんな話になっているとき。


妊娠。


僕の子供なのか、
誰の子供なのか分からない。



彼女は妊娠が分かった瞬間、
「おろすから」

と当たり前のように言った。


そして、あっという間に、
彼女のお腹からは子供が消えて、
僕たちは、もめにもめ別れた。


だからこそ、
性欲。の名の元に僕は前の彼女と一緒にいたことを恥ずかしく思った。

全世界のそんな男の代弁を僕がしようと思った。
本当ごめん。