「失礼しま~す」 扉の前であたしを下ろして 慎吾は保健室ドアを開けた。 「ほら、乗れ。」 慎吾が後ろ向きにしゃがんで言った。 要するにおんぶするって事。 「いやだ…自分で歩ける」 あたしが保健室の前の柱を持って 立ち上がろうとするとまた慎吾に抱きかかえられた。 なんか…慎吾…変。 いつもチャラけて笑ってるのに 今日は真剣な顔だしほとんど話さない。 変なの…。 なんか…やだな。