「う~ん」


健も寝言を言い出して、
慎吾はこっちを向いてニカッと笑った。








それはあの太陽のような笑顔だった。


あたしは胸がドクンッと苦しくなった。




その時は自分の胸の高鳴りを
深く追求しなかった。