先生愛!




やっぱり不安な部分が大きいんだ。


手術ってどんなだろう,とか
失敗して歩けなくならないか,だとか……。







でも,今のこの痛みに耐えながら死ぬまで生きていくのは難しい,辛い。


痛み止めも一生飲み続けるだなんて,
体が悪くなったり,
副作用が出たりしないのか…。







様々な考えや思いが次から次へと,頭をよぎった。









でも,私は迷ったけど,
今まで沢山迷ったけど,
決めることにした。







ベッドの脇に飾ってある,美砂と私と担任の写真を見たら
写真の中の2人が,私を励ましてくれているように見えたから。


『苦しい時こそ,上り坂。』


担任がすきな言葉。
いつも私達を説教するときに使う言葉。
いつも私達を励ますときに使う言葉。

初めは良く分かんなかったけど,今はこの言葉,一番,好き。

担任の愛や思いやりや,たっくさんの想いがたっぷり,こもった言葉。




今の私は上り坂を登って,必死に成長してるのかな。




しおり,あなたは成長,しているのですか?


数々の難関を乗り越え,成長しようとしているのですか?







写真を見て,あれこれ考えると,なんだかすっきり自分の通るべき道筋が見えた気がした。








「よしっ…決めたもん!」


両手で軽くガッツポーズをした。