背中を丸めたり,
エビぞりになったり,
足を開脚したり…
色々な格好を指示されて
レントゲンを撮った。
レントゲン技師さんは男の人で30代位。
格好いい~!!
ひとりで舞い上がっていた。
この先生に撮ってもらうなら
もっとちゃんとムダ毛処理してこれば良かった~
なんてしょうもないことを思ったり。
レントゲンが出来上がるまで,また待合室で待った。
待合室に設置されたTVは朝のトーク番組ではなく,
もうお昼の番組になっていた。
あんなに朝早く来たのに,もうお昼かあ~
もうお昼だというのに,私以外にまだ待っている患者さんは沢山いた。
患者さんも大変だけど,お医者さんや看護士さんも
ご飯食べられなくて大変だろうなあ~。
もう大分すいた待合室のソファーに腰掛け,
ソファーの背もたれにもたれかかった。
「柊さ~ん,柊しおりさ~ん。」
「はいっ。」
今度はまともに返事が出来た事に一安心。
診察室へ通された。


